連日猛暑日が続く今日この頃、みなさま元気にお過ごしでしょうか?
暑さに加え、コロナ感染者も急増中。
今年のお盆も自宅での休暇になるのでしょうか...。
前回の川本に引き続き、
私も東京オリンピックについて。
7月22日、
いよいよ東京オリンピックがスタートしました。
皆さまそれぞれ楽しみにされている競技もおありでしょう。
私個人的には日本柔道に期待してましたが、
結果として過去最高の金メダルを獲得。
選手個人もさることながら
不祥事続きなどで威信失墜した日本柔道を
ユニーク手法で復権に導かれた
井上康生監督が素晴らしかった。
現在43歳、私と同年代。
東海大相模高校時代は柔道界のスーパースターでした。
(内股の切れ味は抜群でした)←実際に技を掛けれた訳ではありません(笑)
これまでの日本柔道と言えば
「長時間練習&精神論」のイメージでしたが
前回のリオ五輪から指揮を執る井上監督は
単身イギリス留学で学んだ科学的要素を取り入れた練習を軸に、
コミュニケーション力を活かして
選手各個人に寄り添い、悩みを共有、
一緒に問題解決に臨む。
指導方法の位置づけを
いわゆる“根性論”から”データ解析”へ
そんな井上監督が心掛けた事は
講道館柔道の創設者である
嘉納治五郎(柔道アニメYAWARAを見た方はご存じのはず)が掲げた
「自他共栄」の精神だそうです。
※自他共栄・・・互いに信頼し助け合う事が出来れば、自分も世の中の人も共に栄える事ができること。
試合直後のインタビューが物語っていましたよね。
多くの選手が口にした言葉、それは
「お世話になった井上監督のために。
井上監督を男にしたかった」
これが全てではないのでしょうか。
監督冥利に尽きますね。
これこそ今求められている指導方法。
日頃の私たちの仕事に通じる要素が沢山あります。
ビジネス書や自己啓発書で
「人は誰かのために闘う事で強くなる」
この言葉を耳にします。
その事を証明した日本柔道。
実は私も柔道経験者なのですが
今回のオリンピックを受け、
はじめて自身が柔道経験者だった事を誇りに思いました。
併せてこれからの日本柔道に期待がもてた瞬間でもありました。
残念ながら日本柔道を立て直した井上監督は任期満了で退任。
次は同年代の鈴木桂治さん。
この方も素晴らしい柔道家です。
次のパリも期待したいですね!
さてさてオリンピックも後半戦。
今夜はもう一つの楽しみ
侍ジャパンVS宿敵韓国 戦。
日本野球の底力を見せつけ
金メダル奪取だ。
皆さんで日本選手を応援しましょう!